『アル中なのはお母さんでは?』と思ったかもしれない。
父もアル中である。 仕事はちゃんとする。 でも、仕事中と車運転してる時以外は飲んでる。
ワーキングアル中。↓ 母の話はこっち
あなたの不安はどこから?私は家族から!〜酔って暴れる母①〜
母がヤベェからマスクされてて気が付かなかったけど、 そういえば昔から父もやばい。
存命だから書けないことは㊙︎にするが、 酒の失敗でありがちな電車を乗り越すとか物をなくす系は当たり前のように∞回やっている。もはや呼吸。息を吸うように終電を失う。
その度に母は嘆いていた。 そんでそれを理由に飲むと。 悪循環。 アルコールの無限悪循環。
今日は、そんなアル中の父がいたことで日々、傷ついてたんだなという思い出話とうちのアルコールスパイラルの思い出話です。 ってかもう、上記の通り。 ほぼ出オチ。 出オチだが、ついでに、その解決方法ってかACの話もちょいと書く。
さて、娘は何に傷ついたのか?
周りが止めても飲むという事実。
母が止めても飲む。当然である。アル中はアル中を止められない。 祖父母(父の父母)が止めても飲む。 ハイ、オワタ。親の言うこと聞かねえのかよ。 もう誰が何言ってもダメって感じ。
この「誰が何を言っても全然ダメ」には「父にとって可愛いはずの私」が入ってる。
「父にとってかけがえがない(ハズの)珠のように可愛い私」が嫌がったりいくら心配しても「父は変わってはくれない」。
娘にはそんな風に無力感が埋め込まれていったんだな。
てか、子供だから家族を守るために金を稼いでくれる偉大なる父がめちゃくちゃ酒を飲んでいるというのはシンプルに不安。
『私のことが大事なこと』と『父が酒をやめられないこと』は『別の問題だ』とわかるのはだいぶ大人になってからだ。
子供にはそんなん、わからんわ。
お酒は飲みすぎると体に悪いのに、飲みまくっている。 このままでは、お父さんは死んじゃうかもしれない。 てか、父、アホじゃね。 私よりもお酒を飲むことの方が大事なのか。
みたいなことを∞感じ続けるワケ∞。 娘はそうやって∞に否定され、傷ついたのよ。 無力感につつまれてたわけよ。 やさしさに包まれてぇのによ。
何でそんなことになるか?って、いや親が飲んでるからなんだけどさ、つまりはこれ。
父と母がアル中だと私もアルコールホリックになる。
受動飲酒。
その意味は『心身にアルコール依存症の特徴を取り込んでしまう』ってこと。
飲んでないのに『飲んでいる』んだ。
今すぐなくなってほしいクソシステム〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
ちな、こっちの記事の下の方で「そういう人の特徴」っていうか「AC(アダルトチャイルド)の特徴」をも少し詳しく引用してるよ。
当てはまるなら『親の不安』引き継いでるよ!で、このアダルトチルドレン・オブ・アルコホーリックス(ACoA)ってのは(突然出てきてごめん、ACの特徴を記述してるとこね)、アメリカの「アルコール依存症の親族や友人が、共通の問題を解決するために、経験、力、希望を分かち合う自助団体」。
正式な設立は1978年@NYだけど、それよりももっと前から「アル中の家族を持つ人が支え合うための自助グループ(Al-Anon/Alateen)」として活動していた人たちが統合された感じ。
ノウハウの塊やん。 みんな大変なんだな…頑張ってきてるんだな…。
(気になる方は以下出典どうぞ)
https://www.socalaca.org/aca-basics/aca-history/ https://en.wikipedia.org/wiki/Al-Anon/Alateenということで、そういう症状があるのはわかった。
どうすればいいのか? どうすれば受動飲酒で見につけてしまった『蝕まれたこころ』
を『そうでない状態』に戻せるのか。
それについて、同団体が提唱する12のステップの概要がある。 めちゃくちゃ大変ってことだけが体感的にわかる。 * 日本語訳してるサイトのコピペなのでやや言い回しが不自然だけど、要は以下をやってくことで回復に向かう、ってこと。やれやれだぜ ε= (・ω・ )
12ステップ
- 私たちはアルコール依存やその他の家族の機能不全の影響に対して無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。
- 自分を超えた大きな力が、私たちを正気な心に戻してくれると信じるようになった。
- 私たちの意志と生き方を、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。
- 恐れずに徹底して自分自身の棚卸しを行ない、それを表に作った。
- 神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。
- こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った。
- 私たちの短所を取り除いてくださいと、謙虚に神に求めた。
- 私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。
- その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。
- 自分自身の棚卸しを続け、間違った時は直ちにそれを認めた。
- 祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。
- これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め、このメッセージを今も苦しんでいる人たちに伝え、私たちのすべてのことにこの原理を実行しようと努力した。
(以下出典)
https://acoanagoyaminato.weebly.com/