人生を売り借金で虚無(パチスロ)を買う兄弟がいる話は記憶に新しいと思う。
そんな兄弟の新しい借金が見つかった。
依存症は大変よ…。
ということで、これは書くカウンセリングです。
始まりは3年前
さて、兄弟のギャンブル依存症が「育ちの家族」に発覚したのは3年くらい前。
2022年の夏くらいとする。
「育ちの」というのは、兄弟達(我々は3兄弟)は皆自立し、それぞれの暮らしがある。
彼には妻子がいる。
以前からあった借金・自転車操業を隠して結婚したため、バレたら離婚かもしれない、という恐怖を理由に、父親に金を無心した事が全ての始まりだった。
父や兄妹に事がバレ、私たちも『これ私たちの仕事か?というよりタッチしちゃいけないし、できないやつ』と言うことにだんだんと気がつき、約一年の長いプロセスを経て、
『本人が奥さんに全てを話し、今後について相談する』
という形で収まった。
ここまで行くのにも、さまざまな嘘と偽りの嵐でめちゃくちゃ時間と(本人が)金を浪費したんだけど、
だいたい2023年の夏くらいに、本人が隠していた借金問題が『彼の家族の問題』として扱われるようになった。
終わらない借金
依存症って本当に難しい。
知らないと、きっとみんな「典型的な」パターンを辿るんだろうな、というのも、身をもって味わった。
びっくりしちゃうもんね。
多くの場合、身近な家族が「これくらいなら…」と肩代わりするところから始まる。
うちもそうよ…。
肩代わりする。
そして後日「トルコリラ買った方が全然マシだった」という気持ちを等しく味わっているんだろう。
ちょっと長いが、この動画は、ギャンブル依存症の「なんで?」から「どうすれば…」まで全てがわかる神動画だった。
泣いた。
状況が酷似していて再現動画かと思った。
元サイトリンク:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gamble/index.html
探せば、行政の出すいろんな資料もあってありがたい。
「入門・イチから学ぶ依存症支援~横浜市内で依存症及び関連課題に携わる支援者向けガイドライン~」

https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/kokoro/izonsho/shiensya/izon_renkei.files/0030_20240123.pdf
元サイトはこっち↓↓↓
https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/kokoro/izonsho/shiensya/izon_renkei.html
あとは本も色々読んだ。
回復のバリエーションはあるのか?と思って色々読んだけど、多少の個人差はもちろんあるけど、大枠は一緒という印象。
上のYouTubeのケースみたいに、自助グループやカウンセリングなど、家族以外の社会との繋がりの中で、自分の認知の歪みを認められるようになるしかない感じ。
自己受容は簡単じゃないんだな。
周りの人ができること
「身近な人が依存症である」ことに驚いた後、私たちには、「私たちのための納得と受容」の時間が必要だった。
ギャンブル依存症本人の『深刻な依存症』がどれくらい『深刻か』に気がつき、典型的なパターンを知り、自分たちに出来ることが殆どないことを理解し、自分たちの倫理観の中で、どこまでは許容できて、どこまでは関与しないか、を決めていく。
依存症支援者は「共依存」と言う形で、依存症本人よりも抜け出すのに時間がかかる依存症的な状況に陥ったりする(支援者の共依存)。
なので、今回の「発覚」も、そっか…そうだよね…くらいのもんだった。
以下、2年前に私たちが決めた指針。
振り返った時に「あの時ああしていれば」と思うことはこれからの未来のあり方次第で決まるんだろうけど、
自分の倫理観というか、人の道的なところで、「外れてはいなかった」と思える選択をしよう、というのが落とし所だった。
- 依存症本人からの金の無心は一切受けない。
- 自助グループ等、回復につながりうる支援は本人が求めればその限りではないが、積極的に窓口にはならない。
(これは、色々話を聞くうちに、本人が兄弟や父親へ逆恨み的な感情を持っていて、そもそも「聞きたくない」という感情がベースにある事が判明したこともある。) - 借金問題を、わたしたちではなく、奥さんと家族の問題にするところまで誘導。それ以降は、奥さんと、今後、家族としてどうするのかを話し合う。
- 奥さんへの支援は、精神的な所のサポートなど、気持ち的にはやや積極性をもつものの、基本的に求められた時に素早く応じる以外のことをしない。
正解のない問い、って感じ〜。

