小さなお店でありがちな『買い物時に店員さんに話しかけられる』が嫌いだった。
人と話すのが怖かったし、面倒だった。
接客でなくて「人との会話」だから嫌だった。
何せ会話には「正解がある」って思い込んでたタチだったし。
なので買い物時は『自分とお話しする』時間だったし、
話しかけられると(私との時間を)邪魔しないで、って思ってたな。
どんなにたくさん人がいても、どこまでも一人だったなぁ。
あとは『予想外のことが起きる』のが嫌だった。

それが、自分が人と話す仕事をするようになって、随分と変わった。
邪魔してほしくない時が、ないわけではない。
けど、迷っている時でも、ああでもない、こうでもない、と喋ると整理されることもあるし、
疑問はすぐに室温できるし、
私の「迷いポイント」を、思わぬ角度から照らしなおして、見方を変えさせてくれたり、ってのがある。
不確かさ、が楽しい。
もちろん店員さんは仕事でやってはいるんだけど、商品の「推しポイント」を教えてもらえたり、
製品愛や、情熱、あと、お客さんの役に立ちたい!の気持ちに触れるのが、素直に楽しく思えるようになった。
人間、嫌いじゃなかったと思うんだけど、ホントに怖がりだったんだな、と思った。

