学生時代、留学経験のある元ボスが良く『向こう行ったら英語が分からなくてね、聞いても分かんないしなって思ううち、いつの間にか人の話とかあんまちゃんと聞かなくなっちゃったんだよね』と言っていて、それはパーソナリティも関係してるしちょっと大袈裟な表現だろうな〜って思ってた。
本当だった。自分もそうなってしまった。
耳から入ってくる系の学習が全然ダメ。
英語字幕で映画を見てリスニング力鍛えるぞ!とかやったりしてるけど、ただただ「字幕を読む力」が伸びていく。
そんなわけで「リスニング力」がイマイチなまま、元ボスの言ってた「聞いてるふりして聞いてない」の力だけをガッツリつけて帰国しちゃったけど、まぁそれは向こうで暮らしてた時の話だしな。なーんて思っていたけど。
最近、日本語「も」実はあんまり聞き取れてないことに気がついてきた。
駅で電車を待つホームで聞こえてくる雑談とかが、日本語なのかどうか、一瞬わからなくなったりする。
ちょっと本気出して聞き耳を立てて、あ、大丈夫、日本語だ。ってのがたまにある。
イントネーションが関東っぽくなかったり、音のリズムが予想していたものとちょっと違うなって時にどうやらそれが起こっているらしく、多分、何らかの「聞き慣れないリズム」を感じた瞬間に「聞かなくていい言語」って判断をして聞かなくなるモードに入ってるんだろうなぁ。
と、いうことは、音とかリズムとか、英語の文章が持ってる独特のリズムをちゃんとインストールできれば、もしかして「聞く力」は多少は伸びるのでは?と思い、久しぶりに柴原 智幸 先生の本を手に取る。
NHK教材で英語勉強する人あるある私の「お気に入り」の先生。
昔やってた「攻略英語リスニング」今からでも再放送してほしい…切実に…。
ということで、攻略英語リスニングからの抜粋集の2をちょこちょこやってます。
Amazonで1がなかったので2を買ってみたけど、書いてある通り2からで全然問題ないやつだった。
さて、何周くらいしたら変化を実感できるかしらねぇ。